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出展のご案内

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出展対象

包装資材・容器
リユース性・リサイクル性・生分解性・バイオマスプラスチック・カーボンニュートラル性容器、カーボンフットプリント対応容器、省エネルギー対応パッケージ、電子レンジ加熱適性容器、加熱殺菌用耐熱容器(レトルト、ボイル)、電磁調理対応容器、アセプティック容器、レトルトパウチ、スタンディングパウチ、スパウトパウチ、ジッパー袋、ガラスビン、缶、アルミボトル缶、PETボトル、プラスチックボトル、各種チューブ、絞り出し容器、液体用紙容器、紙箱、紙成形トレー、プラスチックトレー、紙カップ、プラスチックカップ容器、PTP包装、アンプル包材、医療用滅菌パウチ、IVバッグ、トランスファーバッグ、各種包装容器、紙・板紙・紙器、段ボール、プラスチック、バイオポリマー、金属、ガラス、結束・封緘材、緩衝材、不織布、脱酸素材、機能性フィルム・シート、ラベル・シュリンクラベル、キャップ・スパウト、シール、蓋、オフセットインキ、フレキソインキ、グラビアインキ、ラミネート接着剤、各種接着剤、ヒートシール剤、木材・竹材、その他包装資材・容器
包装機械
計量機、計数機、上包機、充填機、びん詰機械、製袋充填機、各種充填包装機、ガス置換包装機、真空包装機、ピロー包装機、シール包装機、シュリンク包装機、容器成形充填機、ブリスター包装機、PTP成形機、ラベル貼機、小箱詰機、印字機、バンド掛け機、封緘機、結束機、その他包装機械
印刷・包材加工機械
デジタル印刷、インクジェット印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷、各種印刷機、製版装置、紙加工機、プラスチック加工機、押出機、製袋機、打抜機、各種製箱機、各種成形機、サーモフォーミング、ラミネーター、スリッター、リワインダー、コーター、カッター、緩衝材製造機、3D技術、脱墨、その他印刷・包材加工機材
食品・医薬品・クリーン関連機材
調理機器、製菓製パン加工機械、食肉加工機械、乳製品加工機械、医薬品加工機械、サニタリー製品、HACCP/GMP対応製品、 無菌充填包装システム、レトルト殺菌システム、殺菌装置、クリーンルーム設備、その他食品・医薬品・クリーン関連機材
検査・計測・環境関連機材
試験機、測定機、計測機、異物検出機、検査・分析機、選別機、形状認識装置、洗浄機、包装廃棄物集積・処理設備機器、リサイクル装置・システム、環境コンサルティング、包装試験・検査・診断サービス、LCA・CFP・GHG算出コンサルティング、ブロックチェーン技術、その他検査・計測・環境関連機材
包装デザイン&サービス
商品企画、グラフィックデザイン、パッケージデザイン、委託充填包装(包装&製造受託(OEM/ODM))、 プラントエンジニアリング、包装試験・検査・診断サービス、包装設計・手法・規格サービス、包装関連システム・ソフト(CAD/CAM)、包装コンサルティング、R&D、店頭サイン・POP、マーケティング・販促支援、ギフト、ラッピング包装、その他包装デザイン&サービス
物流・MH・包装ソリューション
物流システム機器(保管・搬送・仕分け・ピッキング・情報管理など)、AGV・AMR、搬送車両、パレット・コンテナ、自動梱包機・梱包ライン機器、物流資材、3PL、サステナブル物流、その他物流・MH・包装ソリューション
次世代テクノロジー
スマートパッケージング、トレーサビリティ・ブロックチェーン、AI・ビッグデータ解析、ロボティクス、デジタルツイン、新素材技術、クラウドサービス、2次元コード、RFID、DX/GXソリューション、自律走行車、ウェアラブルデバイス、その他次世代テクノロジー
PR・プレス
新聞・雑誌、書籍、映像、調査、教育・研究機関、大使館、領事館、団体、行政、自治体、スタートアップ企業、全国商工会議所

出展テーマ

TOKYO PACK 2026 開催テーマ

包みの技術で 世界に優しさを

Innovative Packaging Technology~The link between our future planet and generations~

TOKYO PACK 2026では、開催テーマを具体化した下記4つの出展テーマを設定します。また、4つの出展テーマに沿った併催行事を企画します。

「エコパッケージが切り拓く未来」

注目テーマ

サーキュラーエコノミー、持続可能な社会の実現に資する包装技術、資源循環に資する包装技術、脱ワンウェイ、温室ガス抑制(紙化・バイオマス)、包装の小型化・薄肉化・単純化、マテリアルリサイクル(マテリアル、複合材分離)、ケミカルリサイクル、管理手法としてのブロックチェーン、マスバランスなど


 サステナブルな社会の実現には、サーキュラーエコノミーとカーボンニュートラルを一体的に推進することが不可欠です。その解決策として、従来の3Rに加え、「Renewable」を強化する動きが加速しています。近年は、リサイクル可能な素材やバイオプラスチックの採用が増加し、特に紙製品の包装材が注目を集めています。

 さらに、海洋プラスチック問題の解決に向けた取り組みも活発化しています。資源循環を考慮したデザインの導入が進み、包装材の分別回収や再利用を容易にする技術が普及しつつあります。これらの取り組みを支えるためには、情報流通の基盤を構築し、動脈側と静脈側の新たな施策によるライフサイクル全体での連携強化が求められます。

 特に、近年はEPR制度が世界各地で導入され、企業に対する環境対応の責任の明確化が求められています。

「包装と未来のスマート革命」

注目テーマ

 AI、IoT、ロボティクス、デジタル化、設計技術、自動化(省力化・省人化)、RFIDなどの導入による技術革新


 日本では高齢社会が進み、生産労働人口の減少が深刻な課題となっています。この影響は包装や物流の現場にも及び、労働力不足への対応が急務となっています。このような背景から、Eコマースの拡大やSKUの多様化に伴い、管理コストや作業コストを削減するため、自動化やデジタル化へのニーズが急速に高まっています。

 また、最新のデジタル技術を活用したスマートパッケージングが、物流現場や生活者体験に革新をもたらしています。RFIDタグや二次元コードを組み込んだ包装材は、在庫管理やトレーサビリティを容易にし、効率的な物流運用を可能にしています。同時に、生活者が製品情報やリサイクル方法にアクセスできる仕組みを提供し、包装の付加価値を高めています。

 更なる生産性向上を目指すには、次世代技術の導入と継続的な技術革新が不可欠です。

 AIを活用した需要予測システムや自動化された包装ラインの導入は、労働力不足の問題を解決し、スマートパッケージングの普及と包装の付加価値を一層高めると期待されています。これらの取り組みを通じて、持続可能で効率的な包装と物流の未来を築くことが求められています。

「包装技術が支える持続可能なライフスタイル」

注目テーマ

食品ロス・ロングライフ、鮮度・品質保持、表面処理、加工技術、加飾技術、設計技術等


 世界の人ロは80億人を超え、その一方で、世界で生産される食糧の約3分の1が廃棄されていると言われています。増加し続ける人口や、SDGsのテーマである「持続可能な世界」を考えると、限りある食材や食品を無駄なく活用することは、世界共通の喫緊の課題です。この課題において、包装は食品ロスの削減における重要な役割を担っています。

 さらに、包装は生活者にとって、使いやすさや五感に訴えかける機能性が求められる中、最新の包装デザインは「よりおいしく、より簡潔に、より安全に、より便利に」というニーズに対応しています。例えば、個食化の需要が高まる中、持ち運びやむずくず調理が容易な包装が多数登場しています。

 このように、包装は単なる「包む」機能にとどまらず、食品ロスの削減や生活者の価値観向上を通じて、持続可能な社会の実現においてますます重要な役割を果たしています。

「印刷・表示技術から始まる情報伝達革新」

注目テーマ

 最新印刷技術(オンデマンド(デジタル)、オフセット、グラビア、フレキソ、スクリーン等)、インクの技術革新、3D技術


 包装の重要な役割である「情報伝達」は、主に印刷・表示技術が支えています。製品の内容物や取り扱いに関する基本情報を提供るだけでなく、販売促進や店頭での訴求効果を高める重要な機能も担っています。特に近年、軟包装業界では少量多品種生産への対応が進み、フィルム資材の無駄や余剰在庫の削減を通じて環境負荷を低減するニーズが高まっています。これに伴い、高精度なデジタル印刷技術が採用され、パーソナライズされたデザインや短納期対応が可能になっています。近年では、パッケージ上でのインク活用の可能性がさらに広がり、鮮やかな表現や特殊な触感加工に加え、環境負荷を低減する新しいインク技術が注目を集めています。

 また、イングレスやラベルレス技術の進展も見逃せません。UVレーザー印字やエンボス加工といった技術を活用することで、インクやラベルを使用せずに必要な情報を容器や包装材に直接記載する技術が普及しつつあります。これにより、プラスチック使用量を削減し、リサイクル性を向上させると同時に、資材コストの削減も実現しています。

 例えば、飲料業界ではラベルレスボトルが急速に広がりを見せています。

 このように、高度な印刷・表示技術によって、包装の情報伝達機能は従来の枠を超え、生活者体験の向上や環境への配慮など、より重要な役割を果たすツールへと進化しています。