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資源制約・環境制約に対応したサーキュラーエコノミー実現に向けた取組 経済産業省 GXグループ 資源循環経済課 課長補佐 山口 美弥 氏
近年では、資源制約・環境制約に対応するため、資源の効率的・循環的な利用と付加価値の最大化を図る、サーキュラーエコノミーへの移行が喫緊の課題となっている。本講演では、本年4月に策定した「循環経済行動計画」をはじめ、我が国における資源循環経済政策の最新動向についてご紹介する。
再資源化事業等高度化法及び施行後の進捗 環境省 環境再生・資源循環局 資源循環課 課長補佐 筒井 洋介 氏
製造業が求める量・質の再生材の安定供給を実現することなどを目的に、「再資源化事業等高度化法」が制定され、令和7年11月に全面施行した。この講演では、再資源化事業等高度化法の概要と、認定の状況などの法施行後の進捗について説明する。
中国の包装産業の最新動向と今後の展望 中国発メガトレンドが動かす包装産業の新フロンティア
1.中国包装産業の現状~産業規模の概況、川下ブランド企業の需要動向、ならびに国家五カ年計画に基づく市場発展トレンド2.法規制・関連法令~国内包装規格の枠組み、国内の環境規制、および国際標準との整合化3.中国の包装革命~新興市場の需要に牽引される産業変革。AIを活用したデジタル化の推進と、循環型経済に向けたイノベーション4.中国包装業界のメガトレンド~環境配慮・低炭素化を軸とした、紙、プラスチック、金属包装材料の持続可能な発展戦略
2035年の世界の包装進化を展望する ~技術革新と法規制が包装を変える:米・欧・豪と日本の包装専門家による未来洞察~ -基調講演-
PTISは、戦略的フォーサイト、イノベーション、サステナビリティ、パッケージング技術を専門とする米国の包装コンサルティング企業だ。2004年以来、同社は3年ごとに‘Future of Packaging (包装未来)’ 調査プログラムを実施しており2025年版は7回目となる。本プログラムでは、今後5〜10年間にわたって包装業界に影響を与えると想定されるトレンド、新たな徴候、潜在的な混乱要素を検証し、PTIS独自のフォーサイト手法を用いて、技術、消費者行動、サステナビリティ、規制、循環型社会における主要な動きを特定、企業の将来への備えを支援することを目的としている。2025年版ではよりグローバルな視点を取り入れて検証スケールを拡げた。日本、アジア太平洋、欧州、北米の包装分野のオピニオンリーダーを対象にアンケートを実施し、業界に影響を与える新たな機会、課題、変革の力を展望した。本プログラムは、企業が長期的に優れた意思決定を行い、リスクを軽減し、成長の機会を見極め、急速に変化する事業環境に対応する戦略を策定できるように、具体的な行動に繋がる未来洞察を提言する。また、過去の調査から一貫して浮き彫りになっている、科学技術の進歩、持続可能な素材、循環型社会システム、未来のビジネスモデルなどのテーマも深掘りしている。東京パック 2026では、国際的な包装専門家パネルがこの最新の調査結果を活用して、日本の包装環境がグローバルなトレンドとどのように合致し、どこで異なっているのかを議論し、その知見を日本の包装業界に向けた具体的な示唆へと落とし込んでいく。
セイコーエプソンの先端包装設計事例について セイコーエプソン株式会社 P商業・産業ソリューションズ事業部 P商業・産業企画設計部 課長 大橋 博志 氏
セイコーエプソンの包装設計における取り組みについてご紹介します.・包装設計と製品設計の連携がどのように行われているか・適正包装の実現に向けた考え方とその実践・緩衝材の開発事例について 等
榮太樓總本鋪の208年 受け継がれてきた大切なこと 株式会社榮太樓總本鋪|代表取締役社長 細田 将己 氏
東京日本橋で生まれ、町人文化の中で育った榮太樓は生粋の江戸菓子屋です。創業より200有余年、様々な社会環境の変化に対応し味を繋いでおります。令和の時代にどのように伝統的な菓子屋を続けていくのか、私たちのチャレンジの一端をみなさまにお話したいと思います。
欧州包装法規制最新動向-PPWR 一般財団法人化学研究評価機構 食品接触材料安全センター情報調査・広報室長 石動 正和 氏
欧州は全ての包装材料をリサイクル可能とすべく、2025年包装及び包装廃棄物規則(PPWR)を公布した。PPWRの下、23の下位法が制定される。特に影響の大きな動きとして次がある。①8月12日PPWR施行において直ちに重金属やPFAS規制が課せられる(第5条)。②4月15日欧州標準化機構(CEN)はリサイクル性能等級に係る14の欧州標準(EN)を公布した(第6条)。これらENはリサイクル性の評価に係る下位法の制定に参照される。③2026年末までにリサイクル最低含有率の評価に係る下位法が制定される(第7条)。これらは日本から欧州への輸出環境を大きく変える。本講演ではこうした最新動向と対応の在り方を分かり易く解説する。
Mizkanの納豆容器包装戦略と包装改善・合理化事例について 株式会社Mizkan 家庭用事業本部 開発技術部 開発技術4課 主任 篠原 正典 氏
納豆市場は健康志向を背景に伸長を続けており、これまでMizkanは、従来の納豆容器への不満に注目し、2008年に「あらっ便利!」、2012年に「パキッ!とたれ」、2018年に「押すだけプシュッ!と」、2025年に「持ちやすい、混ぜやすい納豆トレー」を開発した。Mizkanは、1997年に納豆事業に参入した後発のメーカーのため、売上、シェアを拡大するために、差別化した納豆容器を開発する必要がある。また、プラスチック資源循環促進法を背景に、環境負荷軽減(プラスチック削減、CO2削減)につながる容器設計が必要とされている。本セミナーでは、Mizkanの納豆容器包装戦略と包装改善・合理化事例について紹介する。
プラ法における環境配慮設計認定制度と化粧品業界の取組について 日本化粧品工業会/サステナビリティ推進委員会 容器包装部会 部会長 花王株式会社/包装技術研究所 室長 松本 州平 氏
プラスチック資源循環促進法(2022年4月施行)における家庭用化粧品容器の設計認定基準(経済産業省告示第百十三号)について解説するとともに、日本化粧品工業会「化粧品の容器包装に関する環境配慮設計指針」や会員企業様の取り組み事例などを交えながら、化粧品業界における容器包装の環境配慮についてご紹介いたします。
「日本化粧品工業会 家庭用化粧品容器 優良基準」の新設について 日本化粧品工業会/サステナビリティ推進委員会 容器包装部会 委員 株式会社コーセー/商品デザイン部 設計開発室 課長 末武 照彦 氏
日本化粧品工業会(粧工会)では、業界をあげて資源循環を一層促進するため、国が定めた「家庭用化粧品容器設計認定基準」と、2022年6月に粧工会が定めた「化粧品の容器包装に関する環境配慮設計指針」の中間に位置付けられる水準として、プラスチックを用いた容器包装の設計に着目した「日本化粧品工業会 家庭用化粧品容器 優良基準」を2026年6月に策定しました。講演では優良基準策定に至った経緯、国の「家庭用化粧品容器設計認定基準」との相違、さらに、自己宣言型での環境表示ルール等をご説明いたします。容器包装の環境配慮はブランドオーナーだけでは成し得ることは困難です。ステークホルダーの皆さまに本優良基準のご理解をいただくことで、設計・製造段階における環境配慮設計に活用され、さらには国の認定基準への適合を目指す上での第一ステップとしてご活用いただけることを期待しております。
SUBARUの物流改革と、自動車生産での包装の在り方 株式会社SUBARU 執行役員 CLO 物流本部長 村田 眞一 氏
物流を取り巻く環境が大きく変化する中、日本を基軸に生産を将来に渡って継続するためには、従来通りの物流の手法では持続可能性が担保できないという強い危機感があります。物流を現場の運営に任せるだけでなく、経営課題として捉え解決に向けた変化も必要という考え方に基づく取り組みとともに、SUBARUの米国生産を支える部品物流での包装の検討を例とした効率化や資源循環への考え方を紹介します。
強度と美粧性を両立した衣料用洗剤用樹脂減サステナブルボトルの開発 花王株式会社 包装技術研究所 倉賀野 彰 氏
シュリンクラベル装着時にリブの凹凸が目立たず、正面デザインや裏能書にゆがみを発生させずにボトル強度をアップするスマートリブ設計(ボトル高さ方向に長く形成された縦リブや短い横リブを組み合わせた設計)により、美粧性と樹脂減の両立を可能にした。店頭などでのデザイン性やこれまでの高い使い勝手に影響なく、ボトル樹脂量は約23%削減、再生材の採用により製品としてLCCO2約19%削減を達成した。
[世界初] プラスチック廃棄物を極限まで削減する エコスクラップ®PTP包装技術の開発と実用化 CKD株式会社 自動機械事業本部 技術統括部・部長 森尾 和人 氏
医薬品PTP包装では、品質維持のため製造工程で大量のプラスチック廃材が発生していた。本技術はその“当たり前”を見直し、蛇行補正・局所加熱・微細片回収技術により、品質を維持したまま廃棄物を70%以上削減した世界初のPTP包装技術である。従来は両立が困難であった品質維持と廃材削減を実現するとともに、環境負荷低減・作業負担軽減・経済性向上を同時に実現した。本講演では、包装工程の常識を覆した発想と、それを支える独自技術について紹介する。
環境負荷を低減した次世代飲料缶蓋「EcoEndTM」 東洋製罐株式会社 テクニカルセンター 基盤技術開発部・主幹 高橋 成也 氏
EcoEndは、リサイクル材使用量を大幅に増加させつつ、現行缶蓋と同等性能、巻締工具の変更なく使用することができる、次世代飲料缶蓋です。東洋製罐とUACJの技術を融合し、従来の常識を覆した挑戦により開発を実現しました。現行缶蓋と比較して、GHG排出量は約4割削減します。使用済み飲料缶を再生したリサイクル材が、国内の缶蓋向けにも流れる新たな循環フローを構築したことより、使用済み飲料缶の海外流出抑制も期待できます。
企業連携型のマテリアルリサイクル「Renewa(リニューワ)」による新たな循環モデルの創出 王子ホールディングス株式会社 イノベーション推進本部 パッケージング推進センター 次席研究員 梅野 春花 氏
Renewaは、従来は捨てられていた難処理古紙等の素材を再生可能な資源に変えていく、企業連携型のマテリアルリサイクルの取り組みです。分別回収・再資源化・再生品の活用までを一体として設計し、資源循環の「輪」を広げています。現時点で約30社の多様な企業・団体と連携し、未利用資源の持続的かつ拡張可能な循環を推進しています。本講演では、Renewaの概要および取り組み事例をご紹介いたします。
打抜工程を活用した加飾技術『ブライトプレス』の開発 レンゴー株式会社 パッケージング部門 開発本部 包装技術第一部 東京包装技術第二課 長峯 道代 氏
『ブライトプレス』は、一般的な紙器の打抜工程で紙の表面に凹凸を施す加飾技術である。罫線によるシャープなエッジ表現やニス加工との組み合わせにより、独自の立体感と高級感を演出する。専用加工機を要する従来技術と比較し、製造拠点の選択肢が広がる。また1拠点で対応できるため、生産効率向上とCO₂排出量削減に貢献する。さらに、点字や持ちやすさを高める凹凸加工にも応用でき、多様性を尊重する社会に向けたアクセシブルパッケージの実現を支える。
常温長期保存とレンジ簡便調理を両立した、次世代型生パスタ用パッケージの開発と市場創出 株式会社日清製粉ウェルナ 商品開発本部 研究開発本部 開発第1G(常温開発) 木村 竜介 氏 渡邉 俊太郎 氏
TOPPANと日清製粉ウェルナは「マ・マー レンジで2分 もちもち生パスタ」パッケージの開発背景についてご紹介します。透明蒸着バリアフィルム「GL BARRIER」と「蒸でき スタンディングパウチ」を活用し、生パスタの常温保存と電子レンジでの簡便・時短調理を両立させました。フォーラムでは、食品ロスの削減や袋の中で蒸すことで生パスタ特有のもちもち食感を損なわずタイパ向上を実現したポイントを詳しく解説いたします。
第三の紙資源「パームヤシカサ繊維」活用の最新情報 株式会社クラウン・パッケージ 全社営業統括 広報室 課長 大金 正明 氏
世界で最も生産されている植物油「パーム油」。その搾油後に残る「パームヤシ空果房(EFB)」は、全世界で年間 約8000万トン発生しているとされ、その活用は進んでいません。本講演では、EFBを紙素材の原料として活用し、パッケージにアップサイクルすることで、木材資源の節約に繋げる取り組みの最新情報をお伝えします。また、木材パルプ、古紙パルプに次ぐ「第三の紙資源」となり得る可能性と、その活用事例をご紹介します。
ヤマハの超音波式ヒートシール検査機 ULTRASONICA® ヤマハファインテック株式会社 FA事業部 技術製造部 商品技術G 主事 佐藤 優典 氏
包装・パッケージのシール不良でお悩みではありませんか? 食品・医薬・化成品業界の包装工程において、ヒートシールの品質は製品の安心・安全と直結する重要な要素です。しかしながら、シール不良を確実に検出する方法は確立されておらず、未だ目視や引張試験などの人海戦術に頼っている現状があります。 本セミナーでは、ヤマハが誇る最新の超音波式ヒートシール検査技術について、実践的な活用方法と実サンプルの測定データをご紹介いたします。 従来の目視検査や破壊検査とは異なり、空中超音波テクノロジーを用いた非破壊検査により、生産ラインを止めることなく、リアルタイムで確実なシール品質の全数検査が可能になりました。 本セミナーでは、この革新的な技術がもたらす以下のメリットについて、動画によるデモを交えながら詳しくご説明します。 ・不良流出による品質問題やブランド毀損リスク回避 ・全数自動化による人件費削減、人手不足解消 ・画像データ保存による完全なトレーサビリティの実現 製造現場の責任者や品質管理者、設備導入担当者様必見の内容となっています。
フレキソ印刷パッケージ最前線と欧州環境規制 株式会社渡辺護三堂 国際業務部長 スタマティオス スタマショウ 氏
欧米では環境規制の強化やサステナブル包装への転換を背景に、軟包装・紙器・段ボール分野でフレキソ印刷が急速に発展しています。一方、日本では依然としてグラビア、オフセット印刷中心の市場構造が続いており、環境対応・省エネルギー・VOC削減・モノマテリアル化への対応において世界との差が広がっています。本講演では、欧州PPWRをはじめとした最新法規制、欧米パッケージ市場の実態、最新フレキソ印刷技術や製版技術の進化を解説するとともに、日本市場が今後どのように変化していくのかを考察します。
レジリエンスパッケージのすすめ~BCPとESGの両立~ TOPPAN株式会社 甲〆 勲 氏
中東情勢によるナフサショックや環境規制の厳格化は、従来のBCPの限界を浮き彫りにしました。これからの事業継続には、供給リスクに備える「BCP」と環境規制に応える「ECG」を同時実現する、新たな「レジリエンス」の視点が不可欠です。本セッションでは、メーカーの皆様の事業継続に役立つ情報として、商品設計・材料・生産・リサイクルの各段階における具体的な実現方法と実践的なアプローチをご紹介します。
パートナーシップで実現するサーキュラーエコノミーと持続可能な価値創出 DIC株式会社 パッケージング&グラフィック事業開発グループ 高橋 茂和 氏
世界情勢の変化による不確実性の高まりは、パッケージの持続可能性を脅かし、環境対応の主軸となるサーキュラーエコノミーの実現には、バリューチェーン全体での連携がより求められる状況となっています。本セミナーでは、環境対応を起点としたDICが提案する新たな価値の創出について解説した上で、弊社指針「5R」を軸として、弊社が目指す最新のソリューションをご紹介します。
急拡大するノンソルラミネート市場(ノルドメカニカ社) 株式会社イリス MP3営業部 部長 増本 匡 氏
環境面、生産性、コストの観点から、ドライラミネート市場を置き換える大きなポテンシャルを持ち、グローバル軟包装市場で急拡大を続けるノンソルラミネート。グローバルラミネーター市場トップシェアシェアの伊ノルドメカニカ社が、安定したノンソルラミネートを実現するラミネーターのキーポイントを、わかり易く解説。これからノンソルラミネーターの導入をお考えのコンバータ様には必須の、技術プレゼンテーション。
業界横断で考える商品パッケージ表示ミスのリスクの減らし方 株式会社Too DX推進部ゼネラルマネージャー 前澤 良樹 氏
食品、飲料、化粧品、医薬品など、さまざまな商品パッケージに共通する「表示ミスの構造」を紐解きます。再発防止の取り組みを、属人的な努力からデジタルを活用した仕組みへと転換する考え方を解説します。「再現性のある仕組み化」を支えるデジタルツールのご紹介と選択のポイントをはじめ、業務の構造を整理しながら、自社にあったデジタル化を進めていただくための内容です。
新常識 プラスチック再生材利用を簡単に確実に行える「マスバランスアプローチ」について 日本包装専士会(フタムラ化学株式会社) 花市 岳 氏
今年4月に改正された資源法では年間1万トン以上のプラスチック製容器包装を製造する事業者に再生材利用の計画と定期報告が義務付けられた。第1回目の計画書提出が来年の9月末ということもあり、再生材確保が本格化している段階である。そんな中、再生材利用率のカウントにマスバランス方式が認められることとなった。そこで今回は再生材として認められるものに何があるのかを整理して、誤解されがちなマスバランス方式のメリットデメリットを比較して説明していきたい。