食品ロス削減は、気候変動対策と食料安全保障の両面で重要性が高まり、国連SDGs目標12.3の下で各国が制度整備を進めてきました。日本では循環型社会形成推進基本法を頂点に、食品リサイクル法や食品ロス削減推進法、基本方針、ガイドライン、食の環プロジェクトが多層的に連動し、省庁横断で施策を推進しております。AI・IoTによる需要予測や鮮度管理、流通改革、寄附促進などDXが強化され、産学連携による技術開発や教育も進展。企業のCSR報告書・ESG経営とも結びつき、環境負荷低減と社会的包摂を同時に実現する社会全体の取り組みを考察していきたいと思います。